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神の宮 伊勢神宮・出雲大社
伊勢神宮「第62回神宮式年遷宮」・出雲大社「平成の大遷宮」。1300年の時を超えて受け継がれてきた古来の祭事に、芸術写真家として挑んだ渾身の作品集。
伊勢神宮では20年に一度、出雲大社では凡そ60年に一度、正遷宮が行われてきた。遷宮とは、木の切り出しに始まり、社殿の新築および修造、神座(しんざ)の奉遷(ほうせん)までのいくつもの儀式を数年かけて行う大事業である。遷宮により神威が蘇り、常に生き生きとした平和な世が続くと言われる。繰り返し行われることで、命の継承を願う祈りと共に粋を極めた伝統工芸等の技術も受け継がれる。
増浦は伊勢神宮と出雲大社から正式に許可を得て、2013年に遷座が完了するまでの二つの遷宮を準備の祭事から間近で撮影を許された唯一の写真家である。本書ではその神聖な儀式をあますことなく伝える。
初版発行:2016年5月20日
発行所:一般財団法人 東京大学出版会(日本/東京)
仕様:ハードカバー(ケース付き)
二冊揃
サイズ:380×268×51mm(一冊:370×265×22mm)
定価:36,000円(+税)