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おれは土門拳になる “奇跡の光”にたどり着いた写真家・増浦行仁の生き方

孤独だった少年はカメラに出会い夢中になった。学校をサボり、撮影に明け暮れる毎日。いつしかプロの写真家を夢に見た少年は、「俺は土門拳になる」と宣言。
高校を中退し、16歳で商業カメラマンへの道を歩き始めた彼は、ある日、衝撃的な写真に出会う。ギィ・ブルダンが撮影したその写真を見て「フランスに行って彼の弟子になる!」と決意。
言葉も分からず渡仏、Vogue社の前での数ヶ月に渡る座り込みと逮捕。それでも諦めずに貫いた思いが多くの人々を動かし、やがて彼は本物の写真家となっていた。

あのミケランジェロまでもが、時空を超えて彼の写真に奇跡の光を差し伸べるほどに。
気鋭のノンフィクションライターによる、一人の日本人写真家の生き様。

夢を持ち、走り続けることが道を開く!

著者:村尾国士
初版発行:2003年10月31日
発行所:株式会社アートン(日本/東京)
定価:1,700円(+税)

2024年再版

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